
このようなお悩みはありませんか?
- 腕を上にあげる角度によって強い痛みがでる。
- 服を着る時にズキッとする痛みがあるので生活が不便である
- 背中に手を回す動作や、髪を結ぶことができない
- 寝返りを打つだけでも痛みが出る
- マッサージを行っても効果は一時的ですぐに肩が痛む
四十肩・五十肩ってなに?

四十肩とは、肩関節周辺の組織に炎症や損傷が起こり、痛みや動きの制限が生じる状態を指します。この症状は特に40歳~50歳代で発症することが多いため、「四十肩」や「五十肩」と呼ばれていますが、正式には「肩関節周囲炎」といいます。発症の原因ははっきりと特定されていないものの、加齢による組織の変化や肩にかかる過剰な負荷、血行不良、さらには姿勢の悪さが関連していると考えられています。
四十肩の主な症状は、肩や腕を動かす際に生じる鋭い痛みと、可動域が制限されることです。特に、腕を上げたり後ろに回したりといった動作が困難になることが多く、服を着たり髪を結んだりする日常動作に支障をきたします。また、夜間に肩が痛み、睡眠が妨げられることもよく見られる症状です。
この状態は、多くの場合数か月~長い方だと1~2年で自然に治癒しますが、適切な治療やケアを早期に行うことで症状を和らげ、回復を早めることができます。当院では癒着した肩関節の筋膜や組織の血流を改善させ、可動域を広げる効果がある筋膜リリースを行います。肩回りの急性期には肩を安静に保ち、無理な動きを避けることが重要ですので超音波を併用することもあります。その後、痛みが軽減してきた段階で、肩の柔軟性をだしつつ原因になる姿勢の悪さを治すために骨盤矯正を併用して再発予防のための体づくりをすることをおすすめします!
そもそも筋膜(きんまく)とは
筋膜(きんまく)は、ファシアと呼ばれる膜で繊維質のたんぱく質と水分でできていて、筋肉を包み込み、体の内部を構造的に支える薄い膜状の結合組織のことです。筋膜は「第二の骨格」とも呼ばれ、頭のてっぺんからつま先まで筋肉だけでなく、骨、内臓、血管、神経などをつなげて、全身を一つのネットワークのように包み込んでいるシームレスのボディスーツのようなものです。筋膜には、筋肉や臓器の保護とサポート・体の動きをスムーズにする重要な役割があります。全身にくまなく張り巡らされており、部分的な動きが全体に影響を与える仕組みになっています。たとえば、肩の筋膜が硬くなると、腰や足にも不調をもたらすことがあります。

筋膜のトラブルが引き起こす問題

筋膜は健康な状態では柔らかく、伸縮性がありますが、ストレスや姿勢の悪さ、運動不足、同じ姿勢を続けたり、手術やけがなどが原因で筋膜が硬くなったり、癒着(他の組織とくっついてしまう)して滑りが悪くなって慢性的な痛みが長引いてしまいます。これが「筋膜のトラブル」と呼ばれる状態で、次のような症状を引き起こします。
- 筋肉のコリや痛み
- 関節の動きが悪くなる
- 関節を動かすと痛みがでる
- 可動域が狭い
- 身体がガチガチになっている
筋膜の状態が悪くなると、体の不調が全身に広がることもあるため、ケアが重要です。
大事な筋膜を正しく整えることは、肩こりや腰痛といった不調のない快適なカラダへ近づく近道です。本当に効くケアをしていきましょう。
当院の筋膜リリースについて

福岡市南区のきど接骨院の筋膜リリースは、専用の「メディセル」という機器を使用して筋膜(筋肉を包み込む膜)の癒着を解消し、筋肉や体全体の柔軟性を高める施術方法です。筋膜リリースの技術にメディセルを取り入れることで、従来の手技だけでは難しい細部のケアや、短時間での効果的な施術が可能となります。
実は痛みを感じて病院に行き、MRIやCT、レントゲンで精密に検査してもらっても原因が見つからないケースが多く存在します。なぜならそういった症状の原因は、レントゲンなどで映らない『筋膜』にあるからなのです。
福岡市南区のきど接骨院では、四十肩・五十肩にお悩みの患者様に、筋膜リリースで癒着した筋膜へ直接アプローチをかけることで、肩の動きや可動域の範囲を広げて、疲労物質や老廃物の排出を促進していきます。悪い物質が流れることで、体内の代謝が盛んになり、凝り固まった肩回りのリンパ・血液の循環が良くなることで痛みがしっかりと改善されていきます。
痛みがあるのに病院で検査しても異常がなかった方は、ぜひ福岡市南区のきど接骨院にお越しください!